“アイデアをどうやって手に入れるか”その答えがここにある

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クリエイターはもちろんですが、業種や大小問わず”アイデア”は必要とされます。

でも素晴らしいアイデアを作り出すのは”先天的な特別な才能”が必要じゃないのか?
そんなことはありません。アイデアを出すことは、

誰でも習得可能な技術である。

と、本書では説かれています。

もちろん、原理と方法を知り、実践をすることが必要ですが。

どんな技術を習得するにも、まず原理を知り、習得するための方法があります。
“アイデアのつくり方”は、車の製造と同じようなプロセスであるということです。
では”アイデアのつくり方”の土台となる原理とは一体なんでしょうか?

アイデアをつくる元として、2つの原理があります。

既存の要素の新しい組み合わせ以外の何物でもないという原理
事実と事実の間に、関連性を探そうとする心の習性という原理

アイデアというと「0→1を作るため」というイメージが強いと思います。
かくいう私もその1人で、天才的なひらめきがないとアイデアは生まれないものと思ってました。
しかし、あなたも知る”あの製品”も実は、この原理を元に開発されているのではないでしょうか。


「iPhone」も既存の要素から生まれた

2007年、Apple社からiPhoneが発表されて以来、スマートフォンというデバイスを入り口にした多くのサービス(アプリ等)が登場し、新たな市場が形成されました。

そんなiPhoneの開発者が、言わずも知れたスティーブ・ジョブズ氏です。

製品発表の際、ジョブズ氏は、「数年に一度、全てを変えてしまう新製品が現れる」と話した後、
「革命的な3つの新製品を発表します」と言いました。

①タッチ操作のワイド画面iPod
②革新的な携帯電話
③画期的なインターネット通信機器
そしてこの3つの新製品について、次のように述べます。

これらは独立した3つの機器ではなく、1つの製品です。
わたしたちはこれを「iPhone」と名付けます。

ジョブズ氏は、このプロダクトに対して「全てを変えてしまう新製品」と紹介してますが、
音楽プレイヤー、携帯電話、インターネット通信機器というすでに世の中に存在したものを
組み合わせたのです。


2つの原理を元に、5つの段階を踏んでアイデアがつくられる。

アイデアをつくる2つの原理をお話させていただきましたが、その原理を元に、アイデアをつくる実際的な方法、手順が本書では、”5つの段階”として出てきます。その段階を踏んで、初めて「アイデアのつくり方」の答えに辿り着くことが可能になります。

「いくら考えてもアイデアが思い浮かばない・・・」
「明日までに企画書作らないといけないのに・・・」
「ここの無駄な工数をどうやったら効率化できるのかしら・・・」

きっといいアイデアが浮かばず、悩まれている方も多いと思います。

そんなあなたが、より具体的にアイデアをつくりたい、少しでもアイデアで世の中を変えたい、
もっと効率的に仕事をしたい、と考えるのであれば、ぜひ本書を手に取り、お読みいただければと思います。

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